So-net無料ブログ作成

日韓名作映画祭 [韓国]

koreancenter.JPG


日韓国交正常化50周年記念 
1960・70年代 日韓名作映画祭 @韓国文化院ハンマダンホール
2015年6月13日(土)〜21日(日)


同時代の日・韓の名作映画を集め上映する試み。今まであったようでなかったプログラミングかもしれない。欲をいえば、それぞれの作品と関連性があったらなお良かった。例えば『馬鹿たちの行進』(75)であれば、『異邦人の河』(75)を一緒に上映するとか。
初めて来たけどハンマダンホール、素晴らしい施設で居心地いい。

【2015年06月13日(土)】


『糞礼記』(71) ユ・ヒュンモク監督

近年香港で発見された中国語吹き替え版で、状態はかなり悪いが何とか観られた。便所で産み落とされたトンイェは初潮を迎えるとヨンパルおじさんに犯される。彼に想いを寄せながらも、町のクッパ店の息子のところに嫁ぐが、ギャンブル狂の夫に手を焼く過酷な生活が待っていた。
ヨンパルおじさんが吹いていた笛のマウスピースをこっそりクスね、時々口をつける主人公・女優がどことなく左幸子を思わせる。『にっぽん昆虫記』の逞しさとか。周辺の女たち、婚礼の輿と喪輿とが入り混じるシーンが結末を暗示する。

『憎くてももう一度』(68) チョン・ソヨン監督

妻子ある男シノ(大木実に擬似)はその事実をいいだせねままヘヨンと関係をもつ。妻がそれを知り二人は別れるが、ヘヨンはシノの子を身籠っていた。ドロドロの三角関係が描かれるのかと思いきや、子供の親権をめぐる涙話に。憂いある女優と天才子役が印象的。続編あり?


『特急にっぽん』(61) 川島雄三監督

特急「こだま」の食堂車で働く調理師きいやん(フランキー堺)とサエコ(団)は、食堂を開く夢をもっていた。男たちを手玉にとる白川由美の制服姿。旗袍姿の中島そのみ。さくらガム社長(小沢)のワニ皮の財布。東京~大阪までの6時間半。川島作品で重要なの見逃してた。


【2015年06月14日(日)】


『ロマンスパパ』(60) シン・サンオク監督

保険会社に勤める52歳の課長キム。妻と二男三女の子供たちと仲睦まじく暮らしているが、ある日リストラに。独特のユーモアがツボ。言葉の裏に政治批判もありそう。こんなに優しい父性が描かれている韓国映画は珍しい気がする。


【2015年06月19日(金)】


『馬鹿たちの行進』(75) ハ・ギルジョン監督

漢城大学哲学科のビョンテとヨンチョルはコンパで彼女を見つけるが...。長髪だけで警官に拘束され、馬鹿騒ぎで目の前の問題に目をつぶる学生たち。朴正煕政権下の閉塞感が伝わってくる。ラストのキスシーンに救い。そう言えば、昭和時代にはよくあった大学生がおバカな競争して笑いとる番組、最近見かけない。


【2015年06月19日(金)】


『早乙女家の娘たち』(62)。久松静児監督 

両親のいない早乙女家。松子(香川)・梅子(白川)・竹子(田村)は経済的な心配をしながら、中学生で問題児の末弟・鶴亀(大沢)に手を焼く。壷井栄の原作でそれぞれの人物描写がすばらしく、テンポのいい見事な演出。大沢健三郎くん映画にハズレなしの法則。名作。
上映前に香川京子さんのトークショーがあった。


*見損ねたものは韓国映像資料院のチャンネルで。


『星たちの故郷』(1974) イ・ジャンホ監督

『霧』(1967) キム・スヨン監督
https://www.youtube.com/watch?v=GppVzuwaK-Y
(こちらは年齢認証が必要)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0