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CROSSCUT ASIA #03 [インドネシア]

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CROSSCUT ASIA #03 カラフル!インドネシア
ツイッターメモまとめ。

10プログラム中6本を鑑賞。残念ながら『Cado Cado~研修医のトホホ日記』、『Emma マザー』(リリ・リザ監督)、『船の上、だれかの妻、だれかの夫』(エドウィン監督)+『デイアナを見つめて』(カミラ・アンディニ監督)は観ることができず。

『三人姉妹』(2016年版)ニア・ディナタ監督

フローレス島マウレメにホテルを開いた一家の三人娘、グンディス、エラ、べべの恋愛模様を描く歌謡映画。落ち着いたリゾート地、昭和風の音楽が心地よくも楽しい。料理長の長女と宿泊客(Rデワント)の恋の駆け引き。'56年オリジナル版も是非観てみたい。Lスクワンディが脚本参加。

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『ティガ・ダラ』チームのみなさん。


『珈琲哲学〜恋と人生の味わい方』アンガ・ドゥイマス・サソンコ監督

カフェを経営するジョディとバリスタのベン。しかし経営は火の車。ある日、投資家が至高のブレンドを作れば1億ルピアの謝礼を払うというオファーが。画面から香りが漂ってきそうで珈琲好きには堪らない一作。過去の展開にまどろっこしさを感じたが、主演の魅力で日本でもヒットしそう。
最初飲んだ時には面食らったコピ・トゥブルックのスタイルがイマドキのカフェでも大切にされてることに好感。コーヒー豆栽培者の苦悩にも触れられている。劇中ティウスという豆を作る老人が『青空が僕の家』のスラメット・ラハルジョ監督だということを、研究者の方に教えてもらった。

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『タクシードライバー日誌』テディ・スリアアトマジャ監督

タクシー運転手の青年アフマドは敬虔なモスリムだが、アダルトビデオにハマり仕事の業績も芳しくない。(第一章・アフマド)ある日、娼婦のキナル(本名はサンティ)と知り合い、二人は急接近し孤独を埋め合わせる。通っているモスクでは「姦通は最大の罪」と講釈。彼女の存在がアフマドに変化を生じさせ、仕事の業績も上がって行く。(第2章・変化)アフマドはキナルに買春から足を洗ってもらうことを願い、中華系の元締めのところへ乗り込んで行く。(第3章・正義)G線上のアリアがラストに流れる。
いままで観たテディ監督作品ではこの作品が一番好みだ。『ラブリー・マン』『アバウト・ア・ウーマン』でも感じることだが、ウェルメイドに作られてはいるけど、想像の範囲内で、どこか物足りない。インドネシアでは過激な表現なのだろうけど、もっと掘り下げ、抉ってほしい気もする。
そういえば、スコセッシのあの作品も、ポルノ映画館に入り浸りうつろな目をして娼婦絡みで凶行に走る内容だった。

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『アバウト・ア・ウーマン』テディ・スリアアトマジャ監督

大邸宅に住む未亡人ユダ65歳。長年勤めていた家政婦が急に辞めることになり、娘婿の甥っ子アビが代わりにやってくる。最初は訝しく思っていたアビに、ユダは特別な感情をもつようになる。高齢化社会なので結構身近な話になっていきそう。どこか短編小説の味わい。

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『アバウト・ア・ウーマン』主演のトゥテ・キラナ(左)とテディ監督


『フィクション。』 モーリー・スリヤ監督 ☆

新作が間に合わずデビュー作上映とのことだが、これが滅法面白い。2作目『愛を語るときに〜』のアート系とは異なって、C.イーストウッド『恐怖のメロディ』ばりのスリラーだった。これはジョコ・アンワルの脚本によるところか。ジャカルタの団地(集合住宅)〜Rumah Susun Bendungan Hilir 2という所らしい〜がいい味を醸し出していた。タイトルロゴはジョコアンワルがデザインしたもので「Fiksi。」の最後の「。」は「i」の丸の部分が転がってそこにあるイメージ、つまり人間の頭が切り落とされてるイメージなのだそうだ。

富豪の娘アリシャ(ラディア・シェリル)は母親の自殺というトラウマを抱えながら、父親と家政婦と暮らしいていた。ある日、プールの清掃にやってきた男バリに興味を示し、彼の住居を突き止めると、彼女はミアという偽名を使い団地の彼の隣の部屋に居を構える。下水のパイプがつまったことをきっかけに知り合う二人。バリは小説を書いているが、レンタという研究者の恋人と一緒に住んでいる。バリは団地の住民をモデルに小説を書いていた。団地で小説にリンクしたは不可解な事件が起きるようになる。そして、あるきっかけで、バリはミアと寝てしまう。それ以来ミアは彼に執拗につきまとうようになる。困り果てたバリはレンタに真実を告白するが、レンタは行方不明に。バリは全てがミアの仕業だと悟り、彼女を追求するが…。ラストはチキニの書店でバリの書いた小説が売られているシーンで終わる。(どこまでがフィクションなのか、観客にゆだねられる)

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『フィクション。』主演のラディア・シェリルとモーリー・スルヤ監督(右)


『外出禁止令のあとで』(1954) ウスマル・イスマイル監督

独立戦争後、義勇兵イスカンダルは婚約者ノルマの父親の口利きで役所に勤めるが、うまくいかない。社会との違和感は自分を無為の殺人者にした元上官に向かって行く。ノルマが開いたパーティーの裏で事件が進行する。『ラサ・サヤン』と娼婦の歌。主人公が森雅之に見える。

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